
2026年2月27日から3月2日までの4日間、大阪府(インテックス大阪ほか)を中心に開催された「第33回技能グランプリ」に、福岡県代表として出場してまいりました。

お客様へ提供している技術がどこまで認められるか?
とても緊張しました!
■ 「技能グランプリ」とは?
この大会は、中央職業能力開発協会(JAVADA)が主催する、特級・1級・単一等級の国家資格を持つ「熟練技能士」がその技の日本一を競い合う、国内最高峰の競技大会です。

年齢制限のある「技能五輪」より更に長年現場で研鑽を積んだプロフェッショナルたちが集結するため、非常に格式高い舞台ですし技能レベルの高さや熟練度も高い大会です。

【畳製作競技の概要】 畳製作競技は、伝統的な「手縫い」による畳製作の技術を競うものです。
競技課題は、板入れ畳(一畳)の製作。
支給された素材(畳床、畳表、畳縁など)を用い、規定の時間内に、寸法精度、縁(へり)の直線性、そして全体の仕上がりの美しさを突詰めます。
現代では機械化が進んでいますが、この競技では「職人の手先の感覚」と「道具を使いこなす熟練度」が厳格に審査されます。

世の中はAIや機械、テクノロジーが社会を進化させより社会を成熟させてきていますが、そんな中でも手に職を持つ意味や意義が試されているような気持ちでした。
2度目の挑戦、極限の緊張
私にとって、この大会への出場は実は今回で2度目なんです。

「前回よりも良い結果を出したい」という思いが強く、当日は想像以上のプレッシャーを感じていました。
実は、競技中は緊張のあまり、いつものように体が動かず焦る場面もありました。
それでも「最後までやり遂げる」と心に決め、なんとか時間内に納得のいく畳を仕上げることができました。

私の後ろには私を信頼してご依頼いただいたお客様がいらっしゃると何度も何度も想い心を震わせて全てを出し切りました!
■ 結果は「銅賞」を受賞いたしました



全国の実力者が集まるなか、おかげさまで『銅賞』をいただくことができました。
みなさん本当に技術力が高い!
この銅賞というのは本当に紙一重だったのかもしれません。
そしてこの賞をいただけたのは、日頃から私を信頼して仕事を任せてくださるお客様、そして温かく送り出してくれた家族や仲間の支えがあったからこそです。
心より感謝申し上げます。
これからも皆さまのお役に立てる畳屋に
今回、2度目の挑戦を通じて何より実感したのは、結果以上に「当日までの準備過程(プロセス)」がいかに自分自身のためになったかということです。

言い方を変えると、試合が始まる前に結果は決まっていたのかもしれません。
大会に向けて必死に練習し、自分の技術を見つめ直した時間は、私にとって何よりの財産になりました。
銅賞という結果に満足せず、これからも畳一枚一枚「もっと美しく、もっと心地よい畳をお届けしたい」という想いを胸に、技術を磨き続けていきます。
学んだことを日々の仕事に活かし、皆さまの暮らしに役立てる、地域に根ざした畳屋であり続けたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!
